• Shimauchi Mika

企みのないことについて


例えば、 企みのない線について 15歳くらい、いや、もっと前から考えてる。 14歳くらいの頃、自分の、鼻につく上手い字が嫌で、わざと字を変えてみたこともあった 最初の一線なんてさ すごいんだよ 白い四角 劇場で オーケストラが始まる前のような緊張感だよ そこで、くしゃみをしないこと オーボエで始まると、なんかいいよね 線みたい でもね、緊張だけで 自滅してしまわないように どうなってもいいハートも要るんだ 公衆の面前で恥を晒し、 自分を雑に扱うような 線が見えてくると、どんどんさらけ出され始める 線を描くというより 漏れ出してるんだ 絵を描くなんて、 最初からまず そこには企みは確実に存在するし 企みのないなんてことにこだわる私は 詐欺師なんだよ でも、全部計算通りなんてつまらなすぎるから 本物と偽物を あえて 混じり合わせているんだ 


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作品について

もしかしたら みんなわかってくれているかもしれないし わかってくれないかもしれないけど 精一杯 平気にみせる 一生懸命 なんでもないようにみせる ストイックに のびのびと みせてるんだ 意味ありげにしたりするのは、 違う それをすることが 大事なことだって信じてる 子供でさえ、そうすることがあるよね そういうときに 心打たれるときがあるということ それだよ、私がいいたいのは せいぜいそのくらいだ

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